上質なヨーロッパの素材にこだわり、選び抜いたシルクやレースを贅沢に使用。自社アトリエによるハイクオリティな手作業で、コサージュやリボン、ビーディングに至るまで一着一着を丹念に仕上げられたドレスは、メイドインジャパンならではのオーラを放つ。
デザイナーの井上寛太は「一生に一度の、幸せな時間のお手伝いができることにいつも感謝しながら、ウエディングドレスの制作に励んでいる」と語る。デザイナーであった父が30年前に開業したメゾンで修行をし、そのまま引き継いだのが15年前。Canta Bellaの一番の強みは、メイドインジャパンの圧倒的な技術力である。父の代から続いているパタンナー、裁断師、縫製師、刺しゅうデザイナーといったそれぞれの熟練の職人たちが、厳選されたイタリア直輸入の最高級シルクやフランスのレースをふんだんに使い、緻密な手作業で一点ずつドレスを仕上げていく。必要があれば、一点一点仮縫いを行うため、その人その人にぴったりな、女性の美しさをさらに引き出すドレスラインには特に定評がある。ラグジュアリーな素材と細部にまでこだわったシルエットで、ほかにはないドレスを生み出している。
(Wedding BOOK No.70より)
Designer
井上寛太(いのうえかんた)