日本
日本の手仕事の美しさを体現するクチュールブランド「Canta Bella(カンタベッラ)」。東京のアトリエでは、パタンナーや刺しゅう職人など各分野の職人が一着ごとに丁寧に向き合い、繊細で奥行きのある表現を生み出している。工程のすべてに人の手が介在することで生まれるわずかな揺らぎは、均一ではないからこそ深みとなり、静かな品格を宿す。デザインを手がける井上 寛太氏は、受け継がれてきた技術と美意識を礎に、日本人の身体を最も美しく見せるシルエットを追求。過度な装飾に頼らず、線と構造によって成立する造形美は、佇まいや所作までも美しく映し出す。イタリアのシルクやフランスのレースなど厳選された素材と、日本の精緻な技術が融合した一着は、華やかさの中に凛とした静けさを湛える。カンタベッラのドレスは、まとう人の内面の美しさまでも引き立てる、普遍的な魅力を備えている。

Designer
井上寛太(いのうえかんた)