イギリスらしい控えめで クリーンなラインが魅力

イギリス

22歳の時に女優から転身。現在、28年のキャリアを誇る英国のデザイナー。洗練された女性らしさとエフォートレスなエレガントさを併せ持つ、いつの時代にも愛されるロンドンブランドを築く。

カクテルドレスやイブニングドレスも多く手掛け、英国らしい控えめで、クリーンで、クラシカルなラインを得意とする。デザインと技巧にこだわり、なかでも高度なカッティング技術は高評価。子どもの頃に、母親から厳しく手縫いをしつけられたという彼女は、ドレスの構造や全体のバランスにこだわり、何よりも基礎を大切にドレス制作に取り込む。「基礎こそがすべて。正しい基礎をもって優雅な動きを創造せよ」という母の教えこそ、きめ細やかな彼女のドレス制作を支えている。

2020年の最新コレクションのテーマは“I Believe In Love”。汎用性を追い求める現代の花嫁の視点に合わせて、クラシックなシルエットに現代的なエッセンスを加えている。