“トムボーイスタイル”で 新風を巻き起こす

アメリカ

ロサンゼルス出身で、現在はニューヨークに拠点を置くダニエル・フランケルのコレクションは、ボーイッシュなセンスが光り、“トムボーイスタイル”と呼ばれる。

名門パーソンズ美術大学で学び、2012年にデザイナー・オブ・ザ・イヤーのファイナリストとして卒業。MARCHESAとVERA WANGでデザイナーとして活躍したのち、2017年、自らのブライダルコレクションを発表。ロマンティックなシャツドレス、繊細な刺しゅうが施されたスリップ、体にぴったりと沿うパンツスーツ、ユニークなセパレーツなど、ミニマリストも好むまったく新しいウエディングドレスは、すぐにNYのファッショニスタの間で話題に。その一方で、自らをウエディングドレスデザイナーとは考えず「ファッション業界で、ブライダルも制作しているだけ」と公言。

自由な考え方を好む花嫁のために、「新鮮でありながらもフォーマル」を地でいくスタイルを貫いている。