「私は地球人で、私がデザインする花嫁も皆、地球人。創造性に地理的な境界なんて関係ないよ」と語るピーター・ラングナー。
彼のデザインは構築的なシルエットと立体的なフォルムが特徴で、ドレスを着る花嫁の個性に寄り添う完璧な仕事ぶりは世界的に評価が高い。
「ありきたりなドレスを纏っている花嫁を見るのが好きじゃないんだ。すべてのドレスに独自性と排他性を吹き込みたい」。
そんな彼が最もこだわるのがファブリックの質感。
世界最高峰のシルクが生まれるコモ周辺の工場と連携して独自のファブリック開発に努めている。
「私たちは、顧客に忠実であることを大切に、一歩ずつ成長を遂げてきた。トレンドが、よりセクシーでヌーディーに向かっている時でさえ、クラシカルで洗練されたデザインをやめなかった」と、自らの信じる道を突き進み、自らの創造性を裏切らない。
それが揺るぎない世界観を生み出している。
Designer
ピーター・ラングナー