華麗なビーディングとゴージャスな輝きを放つ手刺しゅうで独自の世界観を築き上げたニューヨークのラグジュアリーブランド「Reem Acra」。レバノン出身の彼女は幼少期に祖母がつくるシルクのアートフラワーに刺激を受け、ファッションに興味を持つ。大学生の頃に親友のドレスをデザインしたことがきっかけでファッション誌編集者の目に留まり、パリのエスモードとNYのFITでデザインを勉強し、NYで刺しゅうアートデザイナーとしてキャリアをスタートする。1995年に自身のウエディングドレスブランドを設立し、ニューヨークの人気クチュリエの仲間入りを果たした。繊細なシルク素材、インド刺繍と呼ばれる華麗なビーディングや銀刺繍、優美な計算し尽されているシルエット、そのすべてが重なり合ったドレスは、とてもゴージャス。特別な1日にふさわしいラグジュアリードレスは、世界中のセレブリティやブライズの心を虜にし続けている。
Designer
リーム・アクラ