教会の階段で映える繊細なロングトレーン。花嫁のウエストをよりほっそり見せる中世プリンセスのようなボリュームスカート。福井祥子が手掛けるドレスは、1ミリの狂いもなく花嫁たちの身を包み、その清楚なバックスタイルで見る者を魅了する。骨格診断士の資格を有し、小物合わせやドレス選びも骨格を見た上で的確にアドバイスしてくれるのもうれしい。
本場イタリアのファブリックの豊富さに感化され、ヨーロッパから直輸入した素材を使って日本人の花嫁に似合うドレス制作に取り組む。ヨーロッパの挙式文化を数多く目にし、デザインする際は教会で挙式する花嫁のバックスタイルがまず目に浮かび、ロングトレーンやロングベールの美しさは他の追随を許さない。本物のスワロフスキーや200年前から続く老舗アトリエのフレンチレースを贅沢に使用。花嫁が考える「パーフェクトな美しさ」にとことん寄り添うフィッティングに卒花たちからの感嘆の声が集まる。
Designer
福井祥子(ふくいさちこ)