2018/10/25
結婚式で着る純白のウエディングドレスは、女性にとって永遠の憧れですよね。
特別な日だからこそ、妥協せずに自分の納得のいくドレスを選びたいもの。そのためには、まずはドレスやその他小物がそれぞれどれくらいの金額がかかるのか把握して、きちんとした知識を身に着けておくことが大切です。けれど、実際にドレスにどれくらいのお金がかかるのか分からない…という人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ウエディングドレスやその他小物の相場、賢く費用を抑えるコツについてご紹介します。ぜひこの記事を参考にして、素敵なドレスで結婚式を迎えてくださいね。
全予算からみるドレスの割合は?
まずは会場費などを含めたふたりのウエディングのトータルの予算を、ざっくりでも良いので計算してみることから始めましょう。そこから実際ドレスにどれくらいの金額を当てられるのか、算出します。だいたい結婚式の新郎新婦合わせて総額の6%~10%くらいの予算が平均的目安です。結婚式に必要な衣裳は、ウエディングドレスだけではありません。ベールやグローブ、シューズなど、こまごました小物もたくさん。もちろん新郎衣裳も忘れてはなりません。そのため、衣裳の予算には余裕を持たせておいた方が良いでしょう。
予算ごとに、どんなドレスが着られるのか表にしてみました。
ユーズドドレスになると5万円以内が主流(中には30万円以上のものもあり)。店舗でなくインターネットショップの方が通常より割安になることが多い。
レンタルなら小物やカラードレス、メンズなどとのセットプランも用意されている。シルクやリバーレースといった素材へのこだわりは難しい。
最も一般的な価格帯。有名ブランドやインポートドレスでも、この価格でレンタルや販売が可能なドレスも。小物やメンズのお金も忘れずに。
オーダーメイドドレスだとこのくらいの価格帯が主流。素材やブランド、デザインこだわるなら、レンタルでもこれくらいかかる。
とことんこだわりたい人はこの価格帯を選ぶ人が多い。素材、デザイン共にハイクラスなドレスが手に入る。中には100万円を超える高級ドレスも…!
シルクなどの天然繊維や、量産できない素材は高価です。素材は、ドレスの価値を決める大きな部分を占めています。普通の洋服と違い大量の生地や高価なレースを使う分、素材が悪いと目立ってしまうことも。素材の種類と品質は実際に見て判断しましょう。
立地条件の良さや、スタッフの質でも価格に差が出ます。忙しい中何度も通うなら、アクセスの良い店を選びたいもの。ただ、地価の高いショップはその分価格が高くなるのも事実。人件費も多くを占めますが、経験豊富なスタッフがいる店なら初めてのドレス選びも安心です。
世界的なブランドや有名デザイナーのドレスは、信頼感がある分高価です。けれど安価で質の良いものもあるので、有名ブランドというだけで選ばず実際に見て着て気に入ったものを選びましょう。
【相場】 約1.5万円
販売では1.2万円以上が大半だが、レンタルの場合セット価格の事も多いが、素材や豪華さにこだわらなければ基本1万円以下で入手できる。生花の場合は3千円~2万円くらい。
【相場】 下着・ブラジャー 約1.6万円/ウエストニッパー 約9千円/ガードル 約6千円
挙式後も使えるものを選べば、決して高くはない。補正という役割であっても安いものに飛びつかず、多少高くてもしっかり自分の体に合ったものを購入するのが賢い方法。
【相場】 約1万円
ウエディング専用のレンタルなら1万円前後、購入であれば2万円~20万円近いものも! 厚底タイプなど、様々な種類のシューズが。12~14cmのヒールと比較的長い距離を歩くので、まずは試着して自分にぴったりなシューズを探そう。
【相場】 約8千円
レンタルドレスはもちろん、販売やオーダーでも、パニエはセットになっていることがほとんど。ワイヤーが入っていないものなら、5千円くらいから揃う。ドレスに合わせたオリジナルなものや、ワイヤーを数本使っているものトレーン部分まで膨らみをもたせたタイプなど割高になることも。
【相場】 ショート 約4.5千円/ロング 約5千円
グローブだけレンタルというのはあまりないけれど、相場は3千円くらい。一点物のレース編みグローブなどはショート丈でも約2万円位するものもある。
【相場】 ショート 約1万円/ロング・レース付 約2.5万円/マリア 約3.5万円(レンタル)
レンタルだと5千円~1万円くらい、長さとふちのあしらいで価格は変化し、高級なリバーレースを全体に施したマリアベールは高い。
【相場】 約1.8万円
本当に価格幅の広いアイテム。本物のパールを使用したものだとレンタルで5万円前後。イミテーションであればレンタル料金は約5千円~1万円くらいが相場です。
【相場】 約3.2万円
季節に合わない花材を取り寄せる場合は、それだけ値段が上がる。ウエディングにふさわしい気品と美しさを兼ね揃えたバラやカトレア、カサブランカなど、美しい自然のパワーを借りよう。
当日の主役だけに許されるウエディングドレス。後悔が残らないよう、納得のいくドレスを選びたいもの。けれど予算は限られているので、妥協せずに運命のドレスを見つけましょう。式場によっては、持ち込み料やチェンジ料といった追加の出費がかかることも考慮が必要。また小物はネットで選ぶ人も少なくないが、素材や分量などで大きくイメージが変わるので、しっかりお店で合わせて、自分の目で見てちゃんと試着をしてしてから決めるのをおすすめします。自分の予算に合わせてこだわる部分とそうでない部分を見極めて納得のいくドレスを選んだ上で、悔いの残らない結婚式を挙げられるようにしましょう。