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柔らかな彩りと香りが魅力。ブーケ選びの基礎知識

2019/02/19 

ブーケの種類

ウエディングには欠かせないブーケ&ブートニアはドレス姿のイメージを決めるといってもいいほど大切なアイテムのひとつです。中には手づくりする人も多く、種類が豊富なのでどれを選ぶか迷う方はたくさんいらっしゃいます。この記事を参考にしてブーケ選びの基本をきちんと押さえましょう。

 

 

ブーケの種類

ラウンドブーケ

「円」という意味のベーシックなスタイル

花を半円形に集めて作る、ドーム型のブーケ。大きさや花材で雰囲気が全く変わり、会場やドレスも選びません。

 

クラッチブーケ

普通の花束のように束ねた状態のブーケ

集めた花を束ね、茎を手で握るタイプのブーケです。花束のようなナチュラル感は愛らしいですが、花材とサイズでイメージを変えられます。

 

キャスケードブーケ

縦ラインが特徴の正統派の雰囲気

流れる滝をイメージするような、逆三角形を描くブーケです。正統派の雰囲気があり、ドレスのラインも選びません。

 

クレッセントブーケ

三日月のようなカーブがポイント

フランス語で「三日月」を意味し、優雅なカーブが弓型を描くスタイルです。動きのあるデザインなので、華やかさをプラスできます。

 

アームブーケ

細長さを生かしてスタイリッシュに

カラーやチューリップ、ガーベラなど、茎が長くしっかりしている花を束ねたブーケです。スレンダーやマーメイドにおすすめです。

 

リースブーケ

愛らしさに満ちた個性的なデザイン

クリスマスリースのような、ドーナツ状のフォルムが特徴的です。リングと同じく「切れることなく永遠に続く」といった意味も持ちます。

 

ボールブーケ

手首に下げられるのでお色直しにも人気

ボールのように花を挿し、紐やリボンでぶらさげるタイプ。キャンドルサービスやプチギフトなどの演出のときに便利。

 

オーバルブーケ

横に広がっただ円形が特徴

大きめの楕円形に花をまとめたブーケです。ティアドロップ(涙のしずく)ブーケと呼ぶことも。ラウンドよりもゴージャスな雰囲気があります。

 

バックブーケ

お花で作るバックは存在感がいっぱい

ハンドバックのようなフォルムのブーケです。スクエアやハート型など種類は豊富にあり、花を挿したバスケットタイプなども存在します。

 

 


 

 

ブーケ選びのいろいろ

オーダーする時期は?

じっくり派は3ヵ月前!ドレスが決定してから

花材などにこだわりがあるなら、2~3ヵ月前に相談をしましょう。一ヵ月前に正式の依頼。注文の一週間後にお金を払うことが多いです。花材の希望がない場合、一週間前でも制作してくれるショップもあります。

 

必要なものってある?

ドレスと会場の雰囲気はしっかりと伝えること

ブーケの切り抜きなどを持ってオーダーする人が多いけれど、会場の広さや雰囲気、ドレスによってデザインは変わってくるので、会場のパンフレットやドレスを着た写真など、プロの目で判断してもらうのが大事になってきます。

 

和装のお色直しでもブーケは持てるの?

和のテイストに満ちたブーケが次々に登場!

組み紐や水引きなどを使った、和のブーケが急増中です。特に多いのは、手まりのようなボールタイプの和ブーケ。ただ、袖が長く、高級生地の和装をレンタルする場合、生花の水分などで汚したりしないよう注意しましょう。

 

 


 

 

希望やスタイルに合う花材の種類を知ろう

生花

フレッシュならではの季節感と生命力が魅力

自然のパワーを受けて育ち、結婚式に合わせて花開いたかのような花々は、ふたりの特別な一日を祝福してくれる大切な存在になります。四季折々の花を選べば、季節感に満ちたコーディネートをゲストに印象づけられることでしょう。

 

プリザーブドフラワー

長期保存ができるので挙式後も長く楽しめる

生花の水分と色素を、保存料や染料と交換して乾燥させたものになります。柔らかな質感や自然な雰囲気、長期保存ができるのが特徴です。現実にはない色の花があるなど、メーカーによって加工方法や技術はさまざまな種類があります。

 

アートフラワー

素材もデザイン性もハイクオリティの造花

「生花に似せた」のではなく、「生花を超えた」造花の一種です。生花では出せない色彩や質感、デザインが魅力で、素材や加工方法によって雰囲気はまったく異なります。長期間、美しさを楽しめるのも人気の理由です。


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