2019/08/29
「より細く」「より若々しく」「より着心地良く」がコンセプトのクチュールメゾン ヒサコタカヤマ。初代デザイナーの高山尚子は、2015年に乳がんのため若くしてこの世を去ることに・・・。
ヒサコの想いを引き継いだ「クチュールメゾン ヒサコタカヤマ」のスタッフの皆さんに、ブランドへの想い、そして今の花嫁のために伝えたいことを取材した。
初代デザイナー・
高山 尚子(タカヤマ ヒサコ)
高山尚子は、関西のアパレルメーカーの経営者の両親のもとに生まれ、生まれながらにアパレルの道一筋、ドレス作りの世界に迷うことなく進んだという。学校を卒業すると、母が経営する衣裳メーカーを手伝い、ウエディングドレス作りに没頭する日々。
ただ、耐久性やコスト面を重視する声が多く、次第に、花嫁が求めているものは何なのか、自身のデザインでウエディングドレスを作りたい、という想いが強まっていった。そして、ついに、自身のドレスショップ「クチュールメゾン ヒサコタカヤマ」を大阪にオープン、銀座にもオープンさせた。
そこでは、花嫁の声を直接聞き、オリジナルデザインでドレスを作り、直接花嫁の手に渡し、本当に作りたいドレスを生み出すことができた。予約も次から次へと入り、たくさんの花嫁の笑顔ために、ドレスを作ることが出来る充実した日々だった。
2014年、突然、乳がんが発覚。1年後にこの世を去ることになってしまったが、闘病生活をしながらも、ニューヨークコレクションへの夢を最後まで諦めず、希望を捨てず、ドレス作りに情熱を燃やした。
そんな高山尚子の想いは、共にアトリエやショップを支えたスタッフ、家族が引継ぎ、今も「クチュールメゾン ヒサコタカヤマ」は進化を続けている。
ローズモチーフのドレス。柔らかな素材で作られたバラがスカートに咲き誇る、女の子の憧れが詰まったドレス。この美しいフォルムが人気を呼び、ヒサコタカヤマの代表作のひとつが、このバラのドレス。
「より細く」「より若々しく」「より着心地良く」がコンセプトのヒサコタカヤマが作るドレスは、体形や肌触りなど、より美しく見えるデザインに。国産の素材はもちろん、世界中から厳選された素材を贅沢に使い、「心も体も気持ちよく来てほしい」と願いながら丁寧に創り上げる。
日本人デザイナーが、女性の体型の悩みと向き合い、そして美しさを追求したドレス作り。エレガントなディテール、より細く見えるように独自に研究された美の黄金比を叶えるシルエット、軽さや着心地の良さ・・・オープン当時から変わらないスタンスを、ヒサコの強い想いを受け継ぎ、現在も「クチュールメゾン ヒサコタカヤマ」は貫く。
ドレス作りだけでなく、ヒサコの願いや想いや経験を一つの「行動」として表したい、と、ピンクリボン運動のサポーターに。様々なかたちで、女性の喜びや、笑顔のために貢献できるように、とスタッフ一同想いを一つにしている。
日本の美をドレスにして発信すること、女性を笑顔に、健康に、美しく!クチュールメゾン ヒサコタカヤマでは、そんな強い想いで花嫁衣裳を提案している。
couture maison Hisako Takayama(クチュールメゾン ヒサコタカヤマ) 神楽坂店
add*新宿区山吹町261 トリオタワー・セントラル2F
tel*03-5206-5224
couture maison Hisako Takayama(クチュールメゾン ヒサコタカヤマ) 大阪本店
add*大阪市中央区糸屋町2-1-8 川友ビル2F
tel*06-6942-5965
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