2019/10/29
結婚式の演出のひとつである「ケーキカット」。花嫁の美しいドレス姿とともに、ケーキカットの瞬間はゲストが多く集まって写真を撮られます。
ただウエディングケーキといっても種類や形はたくさんあるため、準備が忙しくてケーキ選びまで頭が回らない!とお困りの花嫁さんも多いようです。
そんな花嫁さんにおすすめしたいのが、ベーシックな白を基調としたウエディングケーキ。「ホワイトケーキ」は、クリームのデザインやコーディネートするアイテムによっても個性を出しやすいですし、何といっても見た目がおしゃれ!
今回は海外でも人気のあるケーキデザインを集めてみましたので、あなたの好みを見つけてぜひ参考にしてみてください。
少しピンクがかった白の4段ケーキに、ころんとした形の「オールドローズ」が可愛らしくデコレーションされています。最近ではニュアンスカラーのドレスもよく見かけますが、こちらのケーキも甘いピンクが、まるでシュガークラフトみたいですよね。
上から流れるように配置されているお花も、下に行くにつれてボリュームを大きくすることでバランスを取っています。丸いフォルムであることで可愛いらしさがさらにアップしており、形もカラーも統一感のあるウエディングケーキと言えます。
シンプルな白のクリームでありながら、よく見ると樅木(モミノキ)の森がデコレーションされています。
切り株をデザインした器の上に乗せれば、一気にナチュラル感がアップ。そのままでも十分素敵ですが、少し濃いめの葉を使用することによって、さらに高級感が出ます。
このようなケーキデザインを希望する場合は、添える葉の色がポイントになります。
シンプルな3段ケーキは、まるでウエディングドレスをまとった花嫁を連想させます。
デコルテにパールをあしらったドレスのようで、一番上の花はブーケにも見えますよね。絶妙なフリル感をクリームで表現しているのも素敵ですね。
パールや創作のバラをあしらったケーキ。
クリスマスの時期の結婚式において、ウエルカム装飾などで使用しても可愛いですね。赤と白のコントラストがまさにクリスマスを想像させます。
白と黄色の色味が絶妙。クリームの柔らかさと上品なアイボリーが重なり、素敵なパーティが始まる予感がしますね。
イメージカラーが黄色や紺色の場合は、白のケーキに対して鮮やかなコントラストを生み出します。装飾する生花は濃い黄色とオレンジでメリハリをつけると◎。ここで淡い黄色のバラを使用しないのが、まさに上級コーディネート!
真っ白なクリームをコテで塗りつけたようなスタイル。上品な縁取りが変形パールのようで素敵です。
お花に使用するのは大き目のダリア。バラのブーケの色味に合わせれば、優しいイメージとなります。
秋冬に結婚式を控えている花嫁さんにぜひ参考にしてもらいたいケーキ。白いケーキに筋状のクリームの装飾と、縁にはパールのネックレス状にクリームを施していますね。
注目ポイントは、白いバラと、カーキ色の葉。あえて明るい葉を使用せず色を合わせることで、上品な大人のケーキに仕上がっています。キャンドルを装飾に合わせて配置すれば、より一層効果的。
ベリーを上に乗せるケーキは定番ですが、上からベリーを流したような見せ方は新しいスタイル!
どの角度から見ても可愛く見えるように、ベリーがバランスよく配置されています。また、下側のベリーのサイズを大きくすることで一層存在感が増します。
ミントを添えることでフレッシュかつ、明るい色彩に。
こちらは、「レース」と「ドット」の間にバラの花を敷き詰めた芸術を感じるケーキ。色味を全て同色のアイボリーに統一し、マットゴールドのケーキ台と二人のイニシャルが品よく感じます。
存在感抜群のケーキはスタート前から飾っておきたい一品。
ケーキのクリームは面状に塗り固め、パール大の丸い装飾は大きめにすることで存在感アップ。
季節限定にはなってしまいますが、「シャクヤク」の大輪を飾り、白からピンクのグラデーションが美しいスタイルに。日本では「シャクヤク」が使用できる結婚式は、1年のうちでたった1ヵ月程度。似たような雰囲気を出したければ、アジサイなどで代用しても雰囲気が出ると思います。
ウエディングケーキにも流行があります。バブル期においてはイミテーションのケーキが主流で、高さが幸せの象徴とされていました。その後においてはイミテーションからナチュラル志向に変わり、本物の生ケーキを切り分けるスタイルに。この頃はスクエア型の1段や、ラウンド型の1~2段が流行でした。
今でもその流れは続いていますが、最近の主流はシンプルで美しいスタイルのものです。自分らしくデコレーションする、そんな花嫁さんが多くなってきているのかなと感じます。
ウエディングのテーマとあわせて、白いケーキをベースにどんな装飾をするか楽しみながら選んでみてくださいね!