2019/12/03
ドレスに憧れを抱く花嫁さんのほとんどは、お気に入りのドレスを見つけたいと思うだけでなく、本番当日で「美しくエレガントなドレス姿を見せたい」と思うはずです。
美しく見られるには、ドレスそのものの美しさだけではなく、花嫁さん自身の立ち振る舞いも重要となってきます。今回は、ドレスを身にまとう花嫁さんが意識すべき所作のポイントについてご紹介していきたいと思います。
立ち姿を美しく見せるには、新婦は自分の肩を少しだけ新郎の背中に入れるようにして、寄り添って見せるのがポイントです。
またブーケの位置は、おへその前で持つと立ち姿としてきれいな印象が持たれます。
お辞儀をする際の角度は15~30°を意識して、頭だけ下げるのではなく腰から上を曲げるようにすると美しく見えます。新郎とタイミングを合わせるのが大事ですので、お辞儀をして一度止めてから上げるといった一連の流れを、本番当日までに彼と一緒に練習しておくようにしましょう。
ウエディングドレスをきれいに着こなすためには、姿勢も意識する必要があります。ポイントは背筋をしっかり伸ばすことです。
猫背になってしまうと、胸元が浮いてしまったり、スカートの位置が下がったりとせっかくのドレスの魅力が伝わらなくなってしまうので、体の中心に一本の線が入っているイメージで姿勢を維持するようにしましょう。
また、二の腕を後ろに引いて肩甲骨を寄せるような感じで、胸はできるだけ張るように意識しましょう。顔もしっかり顎を引いて、目線は地面やスカートに向けず、まっすぐと正面に向けるようにしましょう。
スカートの裾が広がっているタイプのドレスの場合は、ドレスを押し出すように歩くようにしましょう。中から蹴り上げるように歩くことで、裾を踏んでしまうといったトラブルを避けられます。
ただし、あまり大きく蹴り上げてしまうとガサガサと音が鳴ったり、見た目としても上品ではないので、足はゆっくりと前に押し出し、優しく元に戻すといったイメージで歩くようにしましょう。
また歩幅はなるべく小さくして、新郎の半歩後ろを歩くと自然な印象となります。新郎の腕に手を添える際には、肘を少し広げると、腕のラインがきれいに見えます。
椅子に座る際ですが、背もたれに寄りかかるとだらしない印象になるので、基本的には浅めに座るようにしましょう。
ただし新婦が浅く座っていても、新郎が深く腰掛けてしまってはバランスが悪くなります。新郎新婦ともに、同じく浅い位置で背筋を伸ばして座るようにしましょう。
椅子から立ち上がるときにも、前かがみにならないように背筋を伸ばすことが大切です。
立つときはテーブルに手をつかず、アテンドが椅子を引いたら静かに立ち上がるようにしましょう。
立つときには前を向いてすっと伸び上がるイメージで、座るときも目線は下げずにゆっくり腰を下ろすように意識しましょう。
今回は、ウエディングドレスを美しく見せるために必要な立ち振る舞いのポイントについてご紹介しました。
花嫁さんは、結婚式ではゲストからの注目の的となりますので、どの角度からでもエレガントに見えるように、ひとつひとつの所作に関しても学んでおくことが大切です。
美しいドレス姿をお披露目できるように、今回の記事を参考に立ち振る舞いもしっかりマスターするようにしましょう!